2007年9月 茜画廊 |
当画廊が収集を続けていた、西洋の二人の画家がやっと再評価され、展覧会が開催されたり作品集が出版されていた事が判りました。 シャルル・エミール・ジャック (1813~1894) フランス バルビゾンの中心画家で、実力がありながらミレーやコローの人気の陰で長い間無視されていたchジャックの始めての〔作品集〕が2007年に出版されました。 若い頃パリの国立図書館に出入りし、レンブラント等一流の版画家達の作品に接する。1830年に地図を制作する会社に入り最初のエッチング《女性の頭部》を制作、数年間の兵役の後挿話画家になる。1849年パリでコレラが流行するとミレーと共にバルビゾンに移る。二人はアトリエを共有して、農民や羊や牛や豚達を描き、家畜に興味を持って自分でも飼うようになる。一時ミレーと不仲になるが後年誤解も解け再び交友が始まる。 銅版画のルネッサンスに先鞭を付け、稀代の名摺師ドラートル(ピカソの「貧しき食事」初版 30部)を育てた功績は大きい。最晩年の1889年の万博における絵画部門金賞、版画部門大賞で頂点に達した。 作品はパリ国立図書館、バルビゾン派美術館、ニューヨーク公立図書館、サンフランシスコ美術館等に収蔵されている。 |
24,500円でお取りよせ出来ます。 |
フランク・ブラングィン (1867ベルギー~1956イギリス) 没後50年 フランク・ブラングィン展 2006年4月6日~6月11日 (イギリス)リーズシテイ美術館 2006年7月7日~9月17日 (ベルギー)ブリュージュ・アレンテスホウス 2006年10月13日~2007年1月7日 (イギリス)グリーンビビアン美術館 画集は出版されたのですが売り切れで残念ながら入手出来ません。 展覧会を見に行かれた国立西洋美術館の大屋様から色々話を聞かせて頂き画集の一部の銅版画のページをコピーして送って頂きました。 2年後の2009年に国立西洋美術館で始めての大規模なブラングィン展が開催されるようです。愉しみです。 |
他の作品は、《作品検索&販売》でご覧ください。 |
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