|
|
高山辰雄 1912年大分県に生まれる。日本画家。日本芸術院会員。文化功労者。文化勲章受賞。 1968年に最初のリトグラフ連作の版画集「唐詩選」を制作する。版画に深く興味を抱いていた彼は女屋勘左衛門の工房に通い、小作青史を紹介され、自宅にリトグラフの機械を購入し摺刷技法の手ほどきを受けて試作を始め、「唐詩選」を手がけたわけである。 その後、多くの有名日本画家が本画をコピーして作った版画?とは言い難い高価なまがい物が出廻り、人気だったが、彼はそれらとは一線を画し、「日本画家の試しでもいいから本物の版画をやりたい」と版画ならではの表現を追求した。 加山又造。麻田鷹司。田淵俊夫等、数少ない本物の版画を創った中の一人である
|
|