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元村平 1937年熊本県生まれ。武蔵野美術大学卒業。古代エジプト遺跡調査に参加。1973年渡仏。1976年カンヌビエンナーレ展招待出品、リトグラフを始める、1977年リトグラフをサロン・ドートンヌに出品。
パリで親交のあった荻須は,他の作家と異なって画面の隅々にまで密度を持たせた“元村のリトグラフィー”と表現し、又何時も希望を持たせる暁の光線の如く幽玄であると批評している。
釣りが趣味であった彼は、郊外の早朝の光に浮く樹木、館、教会などの風景の中に、パリに於いて旅行者ではなく、生活者としての視点で創作をした。1973年よりパリに住む。
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