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鏑木清方
  
鏑木清方(明治11年〜昭和47年)
 東京神田に生まれる。幼児より錦絵や挿絵になじみ、14歳で水野年方の門に入る。尾崎紅葉や泉鏡花に認められ口絵を描いた。
 明治34年結成した鳥合会では鰭崎英朋、池田蕉園等と浮世絵伝統の風俗画を新しい手法で描き近代絵画を目指した。木版画の良さを熟知していた清方は自ら下絵を描き木版画の名作を数多く残した。日本画では「一葉女史の墓」、「たけくらべの美登利」等がある。
 昭和29年文化勲章を受賞。

2008年6月 茜画廊


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